2017年06月16日
「おうちで楽しむスペシャルティコーヒー」開催しました!
長岡京市にあるスペシャルティコーヒーのお店、Unirさんにご協力いただき、6/10にコーヒーに関するワークショップを開催しました。
会場である食工房にエスプレッソマシンやカップなどの機材を持ち込んでいただき、まずは会場準備です。
エスプレッソマシンや、豆を挽く細かさなどを微妙に調整していただく中で、食工房は素敵なコーヒーの香りに包まれていきます。
ドリップ用の道具は、家庭でも再現していただけるよう、できるだけ一般的なものをご用意いただきました。
さて、いよいよセミナースタートです。
まずは、「スペシャルティコーヒー」とは何か、など基本的な知識について教えていただきます。
そこからは、2グループに分かれて、ラテアートの作り方と、エスプレッソトニック(コーヒートニック)の作り方の実習です。
基本的には、エスプレッソに泡立てたミルクを注ぎいれるだけなのですが、勢いの強弱のつけ方が難しく、なかなかバリスタのされるようには上手くいきません。
みなさん、他の方の作られる様子を熱心に見つめながら、自分の番ではどうすればうまくできるか考えておられる様子。
なかなかお手本の様にうまく作るのは難しいものです。
こちらは、バリスタの山本さんが空き時間に作られたもの。
参加者の皆さんが普通に注ぐだけでも苦労されていたのに、一瞬にして、素敵な絵柄が浮かび上がります。
さて、もう1グループは、エスプレッソ(コーヒー)トニックの作り方を実習します。
本来は、エスプレッソとトニックウォーターで作るこのドリンクですが、おうちでエスプレッソは難しいということで、ドリップコーヒーで作るレシピを、特別に考案していただきました。
まず、細かく挽いたコーヒー豆に少量のお湯を注ぐことで、かなり濃い目のコーヒーを作ります。
このコーヒーの淹れかたも、とても丁寧に解説してくださり、コーヒートニックだけでなく、あらゆるコーヒーの淹れ方の基本となるものでした。
そうして出来上がったコーヒーを、氷とトニックウォーターを入れたグラスにゆっくりと注ぐことで、見た目にも美しいドリンクのできあがりです。
コーヒーと炭酸?と驚かれるかもしれませんが、グレープフルーツなどの香りのニュアンスの含まれたルワンダの豆を使用していただいたので、トニックウォーターと合わさると、柑橘系の香りの広がる、これからの暑い夏にピッタリの、さわやかな味わいです。
今回のセミナーは、初めての試みということもあり、企画段階ではどれだけの方にお越しいただけるか少し不安もありました。しかし、申込み受け付けを開始したところ、直後からお電話が鳴り止まない状況で、1時間ほどで定員の10組が満席となってしまいました。残念ながらお断りすることになってしまった皆様、申し訳ありませんでした。
Unirさんには今後もご協力いただき、様々な形でコーヒーに関するセミナーができればと思っています。随時こちらのHPや広報長岡京などでお知らせしますので、次の機会にはぜひご参加下さい。