スタッフだより

「今さら聞けない? 大人の将棋教室」を5月に開催しました。
 
●将棋に興味があるけど、実際にやってみる機会がなかった
●何から始めたらいいのか、誰に聞けばいいのか分からない
●やってことあったけど、教えてくれる人が厳しくて挫折してしまった
 
 そんな大人のための将棋教室です。今回が初めての開催でしたが、7人の方に参加していただきました。3週連続の講座を通じて、将棋のルールや駒の動かし方を学んでいただき、何回か対局をしてもらうところまでいきました。駒の動かし方を説明した用紙を脇に置いて…だけど、初心者どうしだから気兼ねなくできますよね。
 

 

 
 講座終了に際して「これからも続けていきたい人いますか?」と尋ねたところ、全員から「続けていきたい!」と意欲的なお返事をいただけました。それを受けて6月から毎月2回、大人の将棋教室の受講者を対象とした「大人の将棋クラブ」を開催していくことにしました。
 気の合うメンバーで、将棋の腕前の上達を確かめ合ったり色んなお話をしたり、和気あいあいとした雰囲気で始まってます。
 
第2回の「今さら聞けない? 大人の将棋教室」は、秋に開催予定です。
将棋に興味のある初心者のみなさんの参加をお待ちしています!
 

 中学校の授業の1つとして行われている「職場体験学習」、当センターには長岡第三中学校の2年生3人、長岡第四中学校の2年生2人が来てくれました。体験レポートを書いてもらいましたので、ぜひご覧ください。それぞれ2日間ずつ、休む間もなく色々とがんばってもらいました。ありがとうございました!
 
◆長岡第三中学校・体験レポート 1日目(6月11日)
 まず9時に職場体験が始まり、自己紹介をしたあと、担当の方に館内の説明や仕事内容、部屋の鍵、接客の仕方について優しく教えてもらいました。
 和室、食工房、創作室、リハーサルスタジオ、メインホールなどの色々な部屋の使用用途を教えてもらいました。
 そして一通り案内が終わったら、市民ギャラリーの展示をする準備をしました。壁パネルの配置を変えたり、スポットライトやワイヤーの数を希望通りの数にそろえたりしました。お客様の希望に合わせて準備することは、自分たちが部屋を借りて使っているだけでは、気づかないような大変さがありました。
 清掃では次のお客様に心地よく使ってもらうために細かいところまでチェックしました。昼ご飯を食べて、図書館から届いた本を整理して一日の仕事を終えました。明日は接客などの仕事をしてみたいと思いました。
 
◆長岡第三中学校・体験レポート 2
日目(6月12日)
 今日は最初に大量のチラシを10枚ずつに仕分ける作業がとても大変でした。次に、メインホールの指揮者台などを片付けて、そのあと次のお客様の要望のプロジェクター、スクリーンを用意しました。

 清掃は、昨日に比べて、自分たちで完璧にすることが出来ました。この2日間を通して、仕事の大変さというものを実感しました。また、これ以上の仕事をこなしている職場の人たちはすごいなと思いました。
 大変だけど、嫌にはならなかったし、むしろ楽しいくらいでした。職場の皆さん、この2日間本当にありがとうございました!!

 
 
◆長岡第四中学校・体験レポート 1日目(6月13日)
 まず、自己紹介をして、施設の案内や備品の準備、図書の返却・受け渡しについて教えてもらいました。丁寧に一つ一つ説明してもらい、改めて頑張ろうと思いました。図書の受け渡しは接客業で緊張しましたが職員の方の助けもありできました。
 生徒だけの初めての仕事は、追加の利用予定表を各階に貼りに行きました。2人でやるのは初めてで不安だったけど頑張りました。次に使われていた部屋の点検をしました。細かいところまでチェックするのが大変だったけど、次に使うお客様が気持ちよく使えるように頑張ろうと思えました。
 お昼の後は、メインホールの見学をするお客様への対応の仕方を見たり、明日の講演会の準備を手伝わせていただきました。お客様からの質問に素早く的確に答えられていて、すごいなと思いました。明日はできることを増やしていきたいです。
 
◆長岡第四中学校・体験レポート 2
日目(6月14日)
 昨日に引き続き、図書の返却・受け渡しや備品設置・撤収をしました。昨日よりスムーズにできたと思います。
 今日初めてポスターの掲示と夏のイベントで使われるものの在庫を確認する仕事をしました。ポスターの掲示では画鋲を押すのが難しかったです。在庫の確認では間違えないように確認するのが大変でした。
 そのあとに市民ギャラリーで開催されていた切り絵の観覧をさせていただきました。どれもすてきな作品ばかりで見ていてとても楽しかったです。
 昼食を食べて、部屋の点検を行いました。2人だけで綺麗に掃除が出来ました。次に3Dプリンターのイベントの準備を手伝わせていただきました。3Dプリンターでできた作品はすごく、私たちもイベントに参加したいと思いました。
 2日間ありがとうございました、仕事の大変さや楽しさを学べました。職場体験で経験したことを日常生活に生かしていきたいです‼

 

6月9日(日)に「簡単金継ぎワークショップ」を開催しました。
3ヶ月ごとに開催している大人気のイベントです。
 
「金継ぎ」は陶器や茶器の割れ・欠けを漆(うるし)を用いて修復して、再び使えるようにする伝統技法です。乾くのに時間がかかったり、手がかぶれてしまうこともあったり、費用が高くなったり、なかなか難しい面があるのですが、漆や金粉を使わずに初心者でも手軽に取り組めるようにしたのが「簡単金継ぎ」です。
 
●参加者が持ってこられた割れ・欠けのある器を、パテで埋めたり接着剤でつないで元の形に戻していきます。

 
●はみ出た部分をデザインナイフで削ったり、サンドペーパーで磨いて、なめらかにしていきます。

 
●真鍮の粉を混ぜた塗料を塗っていきます。接続部がコーティングされ、独特の風合いを醸し出します。

 
●この日、完成した作品の一部がこちら。茶碗、湯呑み、徳利、皿など様々なものが再び使えるように。

 
次回は9月8日に開催予定です。
7月12日から受付を開始しますので、今しばらくお待ちください。

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